第98回全国高等学校サッカー選手権大会で静岡学園が24年ぶりに優勝しました!
なんと24年ぶりの単独優勝です!!・・・ん?単独って何?
私もそんなふうに感じてしまいましたので調べてみました。
高校サッカーの単独優勝とは何?PK戦はいつから廃止された?
全国高等学校サッカー選手権大会の歴史を辿ってみると、
第78回大会(1999年)までは決勝で延長戦を行っても決着がつかない場合は、
両校優勝としていたようです。
この第78回大会(1999年)で両校優勝というのがなくなったんですね。
今のように決着がつかなかったらPKで!!ってことはなかったんですね。
しかしどうやら高校サッカーも、決勝戦だけ延長戦があるようで、
それまでは前後半で決着がつかなかった場合は即PKなんですって。
当たり前のように観てましたが、実際はそうだったんですね。
準々決勝までは前後半40分ハーフの計80分で行い、前後半終了時に同点の場合は即PK戦で決着をつける。
準決勝は前後半45分ハーフの計90分で行い、前後半終了時に同点の場合は即PK戦で決着をつける。
決勝は前後半45分ハーフの計90分で行い、同点の場合は前後半10分ずつ計20分の延長戦を行う。延長戦終了後、同点の場合はPK戦で決着をつける。
第78回大会(1999年度)まで、決勝で延長戦でも決着が付かない場合、両校優勝としていた。
第81回大会(2002年度)まで、決勝も前後半40分ハーフの計80分で行われていた。
第86回大会(2007年度)まで、準決勝も準々決勝までと同様の試合形式で行われていた。引用:https://ja.wikipedia.org/wiki/%E5%85%A8%E5%9B%BD%E9%AB%98%E7%AD%89%E5%AD%A6%E6%A0%A1%E3%82%B5%E3%83%83%E3%82%AB%E3%83%BC%E9%81%B8%E6%89%8B%E6%A8%A9%E5%A4%A7%E4%BC%9A
ということは、過去には両校優勝したってチームが存在するんですよね。
どれほどのチームが両校優勝をしたのかを見てみましょう。
過去の両校優勝チームは?
第32回(1953年)
東千田(広島) 対 岸和田(大阪)
1 ー 1
第44回(1965年)
習志野(千葉) 対 明星(大阪)
0 ー 0
第45回(1966年)
藤枝東(静岡) 対 秋田商(秋田)
0 ー 0
第46回(1967年)
洛陽(京都) 対 山陽(広島)
0 ー 0
第63回(1984年)
帝京(東京) 対 島原商(長崎)
1 ー 1
第70回(1991年)
四日市中央工(三重) 対 帝京(東京)
2 ー 2
第74回(1995年)
静岡学園(静岡) 対 鹿児島実(鹿児島)
2 ー 2
今回はここのことを言っていたんですね。
ついでに初のPK戦を導入してからの決勝戦は、
第83回(2004年)の鹿児島実(鹿児島)対市立船橋(千葉)で、
0−0の末PK戦になり、4−2で鹿児島実が優勝を納めていました。
ついでではありますが、この第83回大会の有名な選手でいうと、
岡崎慎司選手、本田圭佑選手、長友佑都選手、興梠慎三選手などが出場していました。
終わりに
実際のところ、PK戦で勝敗が決まるのはあまり好きではないんですよね。
今までやってきたことが一瞬で決まってしまう、なんか寂しすぎやしませんか?
それも高校サッカーと言えばそれまでなんですが・・・。
しかし、今回は激闘の末にやっと優勝した静岡学園を称えましょう!
またあそこまで限界の勝負をして感動を与えてくれた青森山田にも称賛を送るべきですね!
最後まで読んでいただきありがとうございました。